この記事で解決できるお悩み
ちょくこのような悩みを解決する記事を書きました。
僕は2020年からつみたてNISAで、約200万円運用しています。
つみたてNISAは2023年12月末に終わり、2024年から新NISAへ切り替えが行われます。
今つみたてNISAを利用している人は、自動的に新NISA口座が同じ金融機関に開設されるので、手続きは何もいらないです。
この記事では、つみたてNISAから新NISAへの切り替えや、2023年に準備することを中心に詳しく解説します。
新NISAは、格段に使い勝手がよくなるので利用しないと損です。
若い世代からシニア層まで、新NISAを最大限活用することで、資産を増やして未来の安心をつくりましょう。
この記事はあくまでも情報提供を目的としたものであり、その手法や知識について勧誘や売買を推奨するものではありません。
本記事に含まれる情報に関しては、万全を期しておりますが、その情報の正確性、完全性、有用性を保証するものではありません。
情報の利用の結果として何らかの損害が発生した場合、著者は理由のいかんを問わず投資の結果に責任を負いません。
投資対象および商品の選択など、投資にかかる最終決定はご自身でご判断ください。
つみたてNISAから新NISAの切り替えは手続き不要
参照｜日本証券業協会：2024年から NISA制度が変わります！
つみたてNISAから新NISAの切り替えは、手続きが何もいりません。
つみたてNISAを利用している人は、2024年になれば自動的に新NISAの口座が同じ金融機関に開設されるからです。
例えば、SBI証券でつみたてNISAをしている人は、新NISAの口座はSBI証券で開設されます。
2024年以降も同じ金融機関で新NISA口座を利用したい人は、手続きは一切必要ありません。
ちょく今つみたてNISAを始めている人は、スムーズに新NISAを利用できます。
ボッチ今のNISAで運用している商品をいったん売る必要もないよ！
新NISAへ切り替える前に金融機関は変更できる？
2024年に新NISAが始まりますが、つみたてNISA口座を開設している金融機関から変更することはできます。
今のNISAではジュニアNISA以外は、金融機関を1年ごとに選び直すことが可能だからです。
ただし何もしないと今利用している金融機関に、新NISA口座が開設されます。
別の金融機関に変更する場合は、今利用している金融機関で変更の申請を行いましょう。
ちょく分からないことがあれば、金融機関に問い合わせてみてください。
ボッチ新NISAが始まってからも金融機関の変更は可能だよ。
新NISAへの切り替えに関わる注意点
新NISAへの切り替えに関わる注意点が2つあります。
- 今のNISAから新NISAへのロールオーバー(移管)はできない
- つみたてNISAと新NISAの併用はできない
今のNISAから新NISAへのロールオーバー(移管)はできない
今のNISAから、新NISAの口座にロールオーバー(移管)することはできません。
新NISAは今のNISAとは、別制度になるからです。
今のNISAで投資した商品を新NISA口座に移管したい場合、一度売却してから新NISA口座で投資し直す必要があります。
ロールオーバーとは？
ロールオーバーとは、非課税期間が終了する商品の非課税期間を延長するために、新しい非課税枠に移管する手続きのことです。
一般NISAとジュニアNISAは、この手続きをすれば5年ずつ非課税運用期間を延ばすことができました。
ちょく新NISAは非課税期間が無期限になるため、ロールオーバーの手続きをする必要がなくなります。
ボッチ2023年につみたてNISAで投資した分は、2042年まで新NISAと別枠で運用できるよ。
つみたてNISAと新NISAの併用はできない
つみたてNISAと新NISAの併用はできません。
つみたてNISAの制度は2023年で終わるからです。
2024年から新NISAがスタートするので、つみたてNISAで商品を買えるのは2023年12月末までです。
ちょくただし、つみたてNISAで投資した商品は焦って売る必要はありません。
つみたてNISAで投資した商品は、下記の非課税期間内は運用することができます。
- つみたてNISA
2042年までつみたてNISA口座で保有可能
参照｜金融庁：つみたてNISAの概要
ボッチ今のつみたてNISAは、2042年まで非課税枠として保有できるんだね。
新NISAの注意点は＞こちらの記事でも詳しく解説
新NISAへ切り替える前に変更点を知ろう！
ボッチ新NISAは今のNISAと変更点があるの？
新NISAの大きな変更点は3つです。
- 恒久化され限度額も拡大
- つみたて投資枠と成長投資枠が併用できる
- 商品を売却すると翌年、投資枠が復活する
ちょく変更点を押さえて、新NISAを最大限活用しましょう。
恒久化され限度額も拡大
2024年の新NISAは、格段に使い勝手がよくなります。
期間限定だった今の制度が、恒久化され非課税保有期間が無期限で、限度額も大幅に増えるからです。
ちょくつみたてNISAの年間投資枠は40万だったのが、新NISAでは120万になったので、3倍になっています！
新NISAを活用することが、資産を増やすことにつながり未来の安心をつくることになります。
つみたて投資枠と成長投資枠が併用できる
新NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が併用できるので、年間投資枠は合わせて360万円になります。
つみたて投資枠だけで安全に運用してもいいし、成長投資枠も利用して大きな利益を狙ってもいいです。
ボッチ投資の自由度が増すね。
新NISAは非課税保有期間は無期限なので、成長投資枠で個別株を買い、テンバガーを狙うこともできます。
ちょく仮に年間投資枠の240万×10倍＝2,400万になった場合、2,160万の利益なので、本来かかる税金の438万8,040円がとられません。
商品を売却すると翌年、投資枠が復活する
新NISAでは、株式や投資信託などの商品を売却すると翌年、新たな投資枠として再利用できます。
復活する投資枠は、買ったときの金額（簿価）です。
例えば、100万円で購入した商品が200万円になったとします。
この商品200万円を全額売った場合、翌年復活するのは買ったときの金額100万円の投資枠です。
ボッチ投資枠が復活するから、枠を気にせず必要な時にお金を引き出せるね。
ちょく自分のライフプランに合わせて投資できます。
【知らないと損】新NISAに向けて2023年準備か待つべきか
ボッチ新NISAに向けて、2023年に準備するか待つべきかどっち！？
結論をいうと、2023年に準備しないと損をするかもしれません。
新NISAに向けて、今準備することは3つです。
- 現行NISAの非課税枠をそのまま利用する
- 金融機関を決めて現行NISAを始める
- NISA口座がある人は金融機関を見直す
ちょく新NISAに向けて今準備するかしないかで、大きな差が生まれます。
現行NISAの非課税枠をそのまま利用する
現行NISAで投資できるのは2023年12月末までですが、2024年以降も非課税枠をそのまま利用できます。
新NISAは、現行NISAとは別の制度としてスタートするからです。
つまり2023年中にNISAを始めた人は、つみたてNISAは40万円、一般NISAは120万円の非課税投資枠が多く手に入ります。
ボッチ今NISAを始めることで、つみたてNISAは20年間、一般NISAは5年間、制度をそのまま利用しながら非課税で運用できるんだね！
ちょく2023年中にNISAを始めておけば、2024年の新NISA口座も自動的に開設されて便利です。
金融機関を決めて現行NISAを始める
金融機関によって扱っている商品数や手数料が異なるので、どの金融機関でNISAを始めるか決めましょう。
商品数は、ネット証券が銀行の10倍以上と多く扱っています。
店舗の維持費や人件費がかかる銀行に比べて、ネット証券は手数料が断トツに安いのでおすすめです。
ちょく長期投資を行う上で、手数料の安さは重要です。
ボッチただインターネット環境が十分でない人は、店舗のある銀行などの方がいいよ。
NISA口座がある人は金融機関を見直す
NISA口座を開設している人は、新NISAの恒久化や非課税期間の無期限化をふまえて、金融機関を見直しましょう。
新NISAを機に変更するか、投資を継続するか検討してみるいい機会です。
例えば、楽天経済圏をよく利用するようになったから楽天証券にする、三井住友カードでクレカ積立をしたいからSBI証券にするなどです。
自分に合ったよりよい金融機関を選んで、新NISAの投資をスタートさせましょう。
ボッチ2024年1月から新NISAをスムーズに始めるために、今から準備しておきたいね！
切り替え前！新NISAについて理解度チェック
ボッチ内容が理解できたら、下記をクリックしてね。
理解できないところは、記事を読み直してみて！
理解度チェック
- つみたてNISAから新NISAの切り替えは手続きが何も必要ない
- つみたてNISAを利用していれば、2024年自動的に新NISA口座が同じ金融機関に開設される
- 現行NISAも新NISAも口座を開設している金融機関の変更は可能
- 今のNISAから新NISAへのロールオーバー(移管)はできない
- つみたてNISAと新NISAの併用はできない
- つみたてNISAで商品を買えるのは2023年12月末まで
- 新NISAは恒久化され限度額も拡大
- 新NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が併用できる
- 新NISAは商品を売却すると翌年、投資枠が復活する
- 2023年中にNISAで投資すると、つみたてNISAは40万円、一般NISAは120万円の非課税投資枠が多く手に入る
- ネット証券は手数料が断トツに安い
【2023年9月】新NISA向け口座8社を比較
新NISAで投資を始めるには、証券口座が必要です。
ちょく銀行口座だけでは投資を行うことはできません。
新NISAができる、金融機関8社を比較してみました。
| 証券会社 |  |  |  |  |  |  |  |  |
| 分類 | ネット証券 | ネット証券 | ネット証券 | ネット証券 | ネット証券 | 銀行 | 銀行 | 店舗型 総合証券 |
| つみたてNISA 対象商品 | 207本 | 198本 | 177本 | 197本 | 200本 | 12本 | 12本 | 18本 |
| 最低 積立金額 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
| クレカ 積立 | 三井住友 カード | 楽天 カード | マネックス カード | なし | au PAYカード | なし | なし | なし |
| ポイントの 種類 | V ポイント | 楽天 ポイント | マネックス ポイント | 松井証券 ポイント | Ponta ポイント | なし | Ponta ポイント | なし |
| ポイント 還元率 | 0.5～5.0% | 0.5～1.0% | 1.1% | なし | 1% | なし | 0.03% | なし |
| 積立頻度 | 毎月/毎週/毎日 | 毎月/ 毎日 | 毎月/ 毎日 | 毎月/毎週/毎日 | 毎月 | 毎月 | 毎月 | 毎月 |
| 公式HP | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
2023年9月30日の調査時点
ボッチネット証券の商品数は、銀行の10倍以上あるよ。
新NISAは1人1口座なので、どの金融機関を選ぶか悩みますよね。
銀行よりも信託報酬（手数料）が安く、商品の数が多いネット証券の方が、長期投資で儲かる確率は高いといえます。
新NISAにおすすめネット証券3社
ボッチネット証券の口座開設や維持にはお金がかかるの？
ようこ口座開設や維持費は無料なので安心してね。
選んだネット証券は、一生付き合うパートナーになるかもしれません。
自分に合った証券会社かどうか考えて決めましょう。
ちょく僕は下記の3社とも開設して利用しています。
3社の特徴や良さをそれぞれ紹介するので、参考にしてください。
SBI証券｜つみたてNISAの商品数No.1！初心者も安心
| つみたてNISA対象商品 | クレカ積立 | ポイント |
| 207本 | 三井住友カード | Vポイント |
| ポイント還元率 | おすすめ度 | ポイントの使い道 |
| 0.5%～5.0％ ※カードのランクで変動 | iD加盟店やVisaのタッチ決済 ANAマイル Tポイント、dポイント等 |
キャンペーン情報
SBI証券ではキャンペーンを実施中です。
新NISAに向けてお得に始めたい方は、キャンペーンを利用しましょう。
詳しくはSBI証券キャンペーンの記事をご覧ください。
SBI証券は、つみたてNISAの商品数がネット証券No.1の207本です。
年会費無料のカードでも、クレカ積立で年間最大3,000円分のポイントを獲得できるので効率よく資産を増やせます。
NISA関連の動画セミナーやシミュレーション機能もあり、初心者に手厚く安心です。
SBI証券を利用した人の声
※僕の元同僚や知人に、直接話を聞かせてもらいました。
マネックス証券｜ポイント還元率No.1！NISAで米国株投資もできる
| つみたてNISA対象商品 | クレカ積立 | ポイント |
| 177本 | マネックスカード | マネックスポイント |
| ポイント還元率 | おすすめ度 | ポイントの使い道 |
| 1.1% 最大2.2%になるキャンペーン中 | Amazonギフトカード Pontaポイント WAONポイント Tポイント、dポイント等 |
キャンペーン情報
マネックス証券ではNISAの口座開設をしたり、積立投資を始めたりするとポイントが受けられるキャンペーンなどがあります。
例えばNISA口座開設で200ポイント、積立投資で200ポイントをもらえてお得です！
しかも2023年10月2日から、NISA口座でのクレカ積立のポイント還元率が最大2倍となる2.2％にアップします。
クレカ積立でポイントを効率よく貯めたい方や、米国株投資に興味がある方は、マネックス証券の口座開設を検討してみてくださいね。
マネックス証券は、NISA口座でアマゾンやアップルなどの世界的な米国株にも投資できます。
米国株に投資してみたい人は、マネックス証券ははずせません。
クレカ積立の基本ポイント還元率がNo.1なので、つみたて投資でポイントを効率よく稼ぎたい方には特におすすめです。
現在NISA口座でのクレカ積立のポイント還元率が最大2.2％にアップ中！
| 通常のポイント還元率 | 期間中のポイント還元率 | 適用期間 | |
|---|---|---|---|
| 2023年10月以降に マネックス証券のNISA口座を開設した方 | 1.1％ | 2.2％ | 2023年10月2日（月）～2024年9月30日（月） |
| 2023年9月までに マネックス証券のNISA口座をお持ちの方 | 1.1％ | 1.5％ | 2024年1月4日（木）～2024年9月30日（月） |
マネックス証券では、NISA口座でのクレカ積立のポイント還元率が最大2倍となる2.2％にアップします。
2023年10月以降にマネックス証券のNISA口座を開設した方は、2.2％になるのでお得です。
例えば毎月5万円積み立てると、年間13,200ポイント(5万円×12か月×2.2%)が貯まります。
楽天証券｜楽天ポイントがザクザク貯まる！楽天ユーザーにお得
| つみたてNISA対象商品 | クレカ積立 | ポイント |
| 198本 | 楽天カード | 楽天ポイント |
| ポイント還元率 | おすすめ度 | ポイントの使い道 |
| 0.5%～1.0％ ※カードのランクで変動 | 楽天経済圏での買い物 ポイント投資 |
キャンペーン情報
楽天証券は楽天カードクレジット決済と楽天キャッシュを利用することで、最大10万円までがポイントの還元対象です。
楽天証券ではクレカ積立などで貯まった楽天ポイントを、つみたてNISAで再投資することもできます。
楽天カードや楽天銀行の口座があれば入金やポイント獲得もスムーズなので、楽天経済圏を利用している人には特におすすめです。
楽天証券を利用した人の声
※僕の知人に直接話を聞かせてもらいました。
NISA口座を別の金融機関に変更する手順6STEP
ちょくNISA口座を別の金融機関に変更する手順を解説します。
変更したい金融機関の口座を開設します。
口座を開設する際、まだNISAを申し込んではいけません。
NISA口座は一人一口座だからです。
ちょく申し込むときに、「NISAを申し込まない」を選択しましょう。
現在利用している金融機関に「金融商品取引業者等変更届出書」と「本人確認書類」を提出します。
自身の金融機関で【口座管理】⇒【書類請求・申込】⇒【NISA口座変更】で申し込む。
自宅住所宛てに、「金融商品取引業者等変更届出書」が発送される。
ちょく分からない場合は、利用している金融機関に問い合わせてみてください。
「金融商品取引業者等変更届出書」を提出すると、「勘定廃止通知書」または「非課税管理勘定廃止通知書」が送られてきます。
ちょく1週間程度でNISA口座の廃止に関する通知書が届きます。
NISA口座開設を申し込むと、「非課税口座開設届出書」が送られてきます。
新しい金融機関に、必要書類をまとめて送ります。
- 非課税口座開設届出書
- 「勘定廃止通知書」か「非課税口座廃止通知書」
- 本人確認書類
- マイナンバーを確認できる個人番号記載書類
- NISA口座開設届出書
- 「勘定廃止通知書」か「非課税口座廃止通知書」
- マイナンバー通知届出書
書類に不備がなければ、税務署がNISA口座に関する審査を行います。
無事に確認が終われば、NISA口座変更が完了です。
ちょく税務署の審査には1～2週間程度かかります。
新NISAへの切り替えなどクイズを解いて復習
切り替え前！新NISAクイズ
つみたてNISAから新NISAへ切り替えに関わる問題です
チェックしてみよう
まとめ新NISAに向けて、2023年の今から準備しよう
本記事では、つみたてNISAから新NISAへの切り替えや、2023年に準備することを解説しました。
最後に内容を整理します。
「2023年に準備するか待つべきか？」と悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。
2023年中にNISAで投資を始めた方が、NISAの非課税投資枠が多く手に入ってお得です。
つみたてNISAで商品を買えるのは2023年12月末までなので、できるだけ早く口座開設して投資しましょう。
若い世代からシニア層まで、新NISAを最大限活用することが、資産を増やすことにつながり、未来の安心をつくることになります。
ボッチ現行NISAの非課税枠は、2024年になると一生手に入らないよ。
ちょく今からつみたてNISAを利用していれば、2024年自動的に新NISA口座が開設されてスムーズです。
この記事が、あなたが新NISAについて理解する上で役に立っていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ちょくです